校長挨拶

 

ローラン・ヴァインベルグ新学園長挨拶

 

保護者各位、生徒諸君、教職員各位

学園事務局メンバーの変更(新学園長、新中高等科校長、新総務経理部長)と共に、本年度は一新された状況の中で新学期を迎えますが、フィリップ・エクセルマンス及び本校職員が着手したプロジェクトやその推進力 その業績に心より敬意を表します-はそのまま引き継がれていくことになります。
本年度も、新職員や多くの新入生、そしてご家族の方々が東京国際フランス学園に加わります。今学期、生徒数はおよそ1450名を数えますが、この生徒数の増加傾向は、日本という国や、本校が東京在住の我が同胞にとりまして魅力を感じられるものであるということに起因すると考えられます。またそれは本校校舎の拡張を不可欠とすることから、学園事務局及び仏大使館は、学内に設置された不動産検討委員会と緊密に連携しながら、引き続きこの案件を推し進めていく所存です。またその進捗状況は、学園決定機関や学校関連コミュニティに向けて随時お知らせしていく予定です。
バカロレア試験や高等科教育要綱につきましても、新たな改革が行われます。高等科1年(2nde)では新教科が導入され、高等科2(1ère)においても、生徒の学習カリキュラムの多様化を図るため、新たな体制が敷かれます。高等科2年では8つの専攻が導入されますが、これにより、学年度中の定期試験の実施と共に新バカロレア体制が始まります。我々は総力を上げてこの体制の確立を目ざし、生徒や保護者の方々の選択決定をサポートするため、詳細な情報提供に努めていくつもりです。この間、高等科3年(terminale)の生徒たちは、高等教育課程の進路選択を準備しつつ従来のバカロレア試験を受験する最後の学年となります。
芸術及びスポーツの分野においても新しいプロジェクトが予定されています。
公民教育課程が強化されるほか、本校の文化・芸術教育課程(PEAC)は、幼児科から高等科にいたるまで、音響芸術がテーマとなります。また2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に伴って本校でも、リセオリンピック委員会がスポーツ選手との交流や親善試合など様々なイベントを企画準備しています。その一環としてフランス在外教育庁主催の在外フランス学校ラグビー第三回大会TREFLE1011日~15日にかけて本校で開催されますが、パリ、イビザ、シカゴ、ブラジリア、カサブランカ、ヨハネスブルク、ドバイ、アブダビ、クアラルンプール、バンコク、ソウル、シンガポール、ハノイ、そして東京のCM1, CM2, 6e の生徒たちで構成された総勢250名を超える14の男女混合チームが、このタッチラグビーリセ世界ジュニアカップに参加し、今秋日本で開催されるラグビーワールドカップのフランス-イングランド戦を観戦する機会も与えられます。                   
この特筆すべきイベント開催にあたりまして、これに関わるフランスコミュニティの皆様、生徒・職員・保護者の皆様にここで感謝の意を述べたいと存じます。
最後に、各自が生活環境における責任を担う学校として策定された2018/2021年学校運営方針(学校という共同体で共に生きる、多言語併用・多文化主義にあって、フランス語を再確認する、今日また未来の世界に向けて生徒の心構えを育成する)につきましても引き続き全員で実行していきます。この点につきましては、外国語コースやアメリカ・日本語インターナショナルセクションを幼児科から高等科まで展開していることからも、本校が言語教育に力を入れていることがおわかりいただけると思います。
本校が提供している最近の教育活動は、こういった大筋の要綱には入りきらないほど多岐にわたっていますが、事務局メンバーと共に私もこの活動を支援し、見守っていく所存です。

幼児教育課から高等教育課まで、私自身が生徒・保護者・職員の皆さんそれぞれと共有しうる目標、すなわち各生徒が進歩と野心に満ちたカリキュラムの中で学業を達成し、花開き、満足を得ること、またチームワークの精神を養い、全員で学園の活力のために努力したいと願うことですが、この目標の実現に関して、我々が力を結集することはいうまでもありません。

2019826