スクールバス

  

スクールバス 

東京国際フランス学園 スクールバス運営規則

初めに
本規則は、本校スクールバスの運営システムとその利用規則を説明するものです。
各関係者の権利と義務を規定したものですが、運行システムなどの変更によって修正されることもあります。
またこのスクールバス業務は非営利活動として、本校の特別部門予算にて運営されており、厳格な収支バランスが求められます。運営に係る収入源は利用者の支払い金のみとなります。
本部門が黒字収支となった場合は、学校法人理事会で決算報告書が採択された後、余剰金が利用者に返還されることになります。
スクールバス
対象者は、幼児・初等教育科の生徒で(年少~CM1)、予め保護者の方に登録していただいたバス路線(同じ一つの路線に限る)の指定停留所から本校までの運行サービスを提供します。
安全及び責任面から、登録時に申し込まれた停留所以外の場所で生徒を乗降させることはできません(正式に文書・メールで特別な依頼が出された場合を除く)。
スクールバスに登録した(席が確保された)生徒のみがバスに乗ることができます。スクールバスサービスまたは本校に登録されていない生徒、保護者、その他外部の人間はバスに乗ることができません。
運行時間
現行の運行時間は、各バスが午前820分頃到着できるよう決定されたものです。
帰りの学校出発時間は水曜日を除いて1550分となっています。
水曜日の出発時間は1320分です。
またこの運行時間は、初等教育科の授業時間割に合わせているため、幼児教育科の生徒は、朝は授業開始時間まで、午後はバス出発時間まで本校でお預かりしています。
本運行時間は、9月の新学期から運行予定のものです。年度中、必要に応じてその他の変更がある場合もございますが、その際は早急にメールで保護者の方に通知いたします。
バス路線
東京都内の交通状況によって運行時間に変更が生じることもありますが、予めご了承ください(本校は遅れ等の責任は負いません)。
帰りの到着時間はできる限り守るようにしておりますが、あくまでも目安としてご理解ください。
バスが遅れる場合、保護者の方にはツイッター(@lfit_bus)で運行の乱れや遅延状況をお知らせいたします。特別な場合を除いてはメールが送られることはありません。最新情報を確認するためには保護者の方がツイッター登録をされるか、直接本校のサイト(スクールバス)をご覧ください(ファイアーフォックスはお勧めいたしません)。
運行路線の停留所新設の要請は、登録期間中、630日前にメールで担当者までご連絡ください。新設される停留所は最低5名の生徒が使うことが必要となります。承認された場合は新学年度から新停留所が適用されます。学年度中に新たに停留所を設けるなどの変更は一切いたしません。ただ、必要に応じて運行路線が変更されることはあります。
バス車両
使用車両の詳細は以下の通りです。
  • ミニバス:21
  • 中型バス:33席、37
生徒は、シートベルトのある正席のみを利用します。また各バスには添乗者が同乗します。
登録手続、利用料金と支払い
登録、キャンセル
  • バスの利用登録は、“Eduka”から申請してください。また利用停留所の変更や、生徒を迎えに来る引取り者を変更される場合は、スクールバス事務担当者にメールでお知らせください。
  • 登録優先生徒
  • 前年度の登録生徒
  • フランス政府奨学金受給生徒(利用料金の項参照)
  • 利用申請は受付順に登録されます。
  • 月の途中でやめても払い戻しはされません。
  • 複数の生徒(兄弟姉妹)を登録された場合の割引制度はありません。
  • いかなる理由があっても、月途中の料金の割引や払戻しはいたしません。
  • 毎回登録時には、保護者、生徒の付き添い・お迎えをする方など、連絡可能な携帯電話の番号を必ずお知らせ願います。
  • 現在使われている路線及び停留所は、長期間にわたり本サービスを安定して提供していくため、移動したり変更したりすることはありません。
利用料金
重要
この料金表は、フランス在外教育庁(AEFE)に申請登録されています。よって91日より本校のスクールバスサービスを利用する政府奨学生は、通学費として学費と同率の奨学金を受けることができます。例えば、80%の奨学金受給資格のある生徒には、スクールバス費用の80%が通学費として交付されることになります。
上記の料金はすべての路線で共通となります。
それぞれの責任と役割
-生徒
  • ここに定めた規則は本校の校則を補完するものです。
  • 登録した生徒(または本校教職員、教育アシスタントなど)のみがバスを利用できます。未登録の生徒や保護者の方は乗車できません。
  • 他の生徒を待たせないよう、生徒は少なくとも乗車時間5分前に停留所に着いていること。バスは時間通りに出発するので、遅れてきた生徒は自分で登校することになります。
  • 生徒は自分が登録された路線バスに乗ること。
  • シートベルトは必ず装着し、乗車中はずさないこと。
  • 乗車中は席を立たないこと。
  • バスの乗降は、静かに規則正しく行うこと。
  • 決まった停留所で降りること。
  • バスが故障したり、事故にあった場合は、代わりのバスが到着するまで生徒は車内にとどまること(緊急時の手順に従うこと)。
  • バスの運転手、添乗者、他の生徒に対し礼儀正しく、敬意をもってふるまうこと。
  • 車内でものを食べるのは(ガムも含め)禁止とします。備え付けの水以外の飲み物や喫煙も禁止となります。
  • けんかをしないこと。
  • 乗車中、運転手に話しかけないこと。
  • 音楽やビデオ鑑賞は禁止。イヤホンで個人的に音楽を聴くのは可。
  • 車内や、車外にものを投げ捨てないこと。
  • 乗車態度が悪かったり、器物をひどく破損した場合は、該当生徒のスクールバス利用を取り消すこととします。その際料金の払戻しはありません。
  • 生徒が与えた損害に係る費用は保護者の負担とします。
  • 熱がある生徒や、嘔吐や下痢などの胃腸炎の症状のある生徒は、感染予防、またバス利用者全員の健康管理のため、スクールバスを利用できないことがあります。その場合はできるだけ速やかに保護者もしくは委任された引取り者が生徒を学校まで迎えにくるものとします。
  • 運行中のボールペンや鉛筆の使用は、安全上避けていただくようお願いします。
  • 携帯電話もしくはその他の電子機器(ipodipad、またはmp3プレーヤーなど)の使用は、学園規則により禁止され、通学バス内でも同様の扱いとする。
  • 携帯電話またはその他の長距離通信機器類は、通学バス内では電源を切らなければならない。必要な際は、生徒は、添乗員の許可を得たのちに、家族に携帯電話で連絡可能とする。

 

保護者
  • 保護者もしくは“Eduka”に記載のある生徒の引取りを許可された方は、登録された停留所に生徒を迎えに来るものとします。
  • もしも迎えの方が来ていない場合、生徒はその路線の最終停留所まで行き、引き取り者はここに速やかに生徒を迎えに来るものとします。もしも責任者と連絡が取れない場合は、添乗員が生徒を学校まで連れ帰ることもあります。
  • 責任者の迎えの遅れが招いた費用については、保護者の負担とします(タクシー、飲み物等)。
  • 保護者もしくは“Eduka”で引取りを許可された方は、迎えが遅れた場合に備えて、生徒が登録した路線の最終停留所の場所を確認しておいてください。
  • 幼稚園生につきましては、たとえ兄弟同伴であっても、一人で帰宅することは許可されておりません。大人(保護者または指定された他の方)の付き添いの下、帰途につくことになっています。
  • 登録した生徒がバスを利用しない場合、片道であっても、スクールバス担当者に知らせなくてはなりません。他の諸変更についても同様とします。すべての連絡事項はメールで行われるものとします。
  • 保護者の方は、運行時間遵守のため、バスの到着時間より少なくとも5分前には停留所にいらっしゃるようお願いします。遅れた生徒を待つことはいたしません。
  • どのような状況でも、バス担当者と保護者間のコミュニケーションは礼儀と敬意をもって行われることとします。
  • いかなる場合も、直接バスの運転手やバス会社に変更調整等を頼むことはできません。
  • 車内での忘れ物はすべて本校の担当者まで届けられるものとします。
  • 保護者の方は、本規則全般及び規則が守られない場合の処置について生徒に説明・理解させる義務を負うものとします。
  • バス会社、運転手、添乗者、運行時間表、路線等について義務の不履行が確認された場合、担当者にメールでその旨報告してください。
  • 生徒や他の家族の方と問題が起こった場合は、必要な対策を講じるため、スクールバス担当者か本校責任者までご連絡ください。
  • リセ及びスクールバス関係職員は、保護者の方、生徒、その他の引取り者のバス停留所における行為に関しての責任を負わないものとします。日本の法律及び慣習に従って公道における規則等を各自遵守していただくようお願いいたします。
  • 保護者の方は、添乗者が不在で代わりをする場合でない限り、バスに乗り込むことはできません。
  • 朝の運行時に、添乗者が来られないという場合(電車の遅れ、事故など)は、例外的に保護者の方がバスに乗車し、生徒のシートベルト着用の確認をします。もし可能であれば、保護者の方がリセまで生徒に付き添うものとします。一番目の停留所で付き添いの保護者の方がいらっしゃらない場合は、バスはそのまま次の停留所まで運行し、同様に生徒を乗車させ、付き添いの方を募ります。以後も同様に運行を続けますが、最終停留所でも付き添いの保護者の方がいらっしゃらない場合は、そのまま添乗員なしで学校まで運行するものとします。
  • 運行中(特に事故や、地震が起こった場合)、スクールバス事務担当者は、バス会社や添乗員等との連絡を優先するため電話を受けられないことがあります。その際は、本校サイトに情報を掲載するか、必要な場合はメールで連絡をいたします。
電話でのクレームは受け付けておりません(事務担当者宛メールでお願いします)。
東京国際フランス学園スクールバス事務担当
スクールバス運営責任者として、保護者が連絡を取ることになる唯一の担当者となります。
担当者に連絡を取る必要がある場合:
  • 利用登録及び登録の抹消手続
  • 生徒の欠席届
  • バス会社、運転手、添乗者等について義務の不履行が確認された場合(クレーム等はメールでお願いいたします)
  • その他のスクールバスに関するお問い合わせ
担当者の業務:
  • 生徒が乗ることになる路線バス(複数ある場合)を保護者へ連絡
  • 添乗者との電話連絡
  • 生徒の出迎えと見送り
  • 緊急時の手配:問題が発生したときは、バス会社から担当者に連絡が入ります。できうる限り事態に対応した処置を取りますが、担当者の業務の範疇外で判断できない場合は、本校の然るべき担当職員に連絡を取ることになります。担当者への電話連絡は、朝のバス出発時から帰りの最終バスが終点に到着するまで可能です。
  • 車中の忘れ物や持ち物の破損については一切責任を負いません。
  • リセ事務局及びバス会社の了解を得た上で、スクールバスの停留所及び運行経路の決定、またその変更を行います。
添乗者(東京国際フランス学園が雇用、事務担当者が配車等を決定)
出発前
  • 年少の生徒のシートベルト装着を手伝い、その他の生徒にはベルト装着の声かけを行う。
  • 生徒が乗降ドアに近づかないように注意する。
朝のバス
  • 生徒にバスの運行時間を遵守させる(特にバスが早く到着して待ち時間がある場合)。
  • 指定の時間に来ない生徒がいるとき:
  • 添乗者は最高2分まで待つ
  • 2分待っても来なければ次の停留所に向けてバスを出発させる
  • 欠席者をメールでバス担当者に報告する
  • 学校に到着後、幼児教育科の生徒を校内まで引率し、担当者に引き渡す。
帰りのバス
  • 緊急の場合を除いて、停留所に到着する前にバスから生徒を降ろすことはできない。
  • 停留所に到着後、添乗者は、保護者もしくは指定の迎えの者が迎えに来ているかどうか確認。
  • 迎えの大人が来ていない場合、添乗者はスクールバス担当者に電話で報告。担当者は登録時に渡された連絡先に電話をし、事情を確認。もし誰とも連絡が取れない場合は、バスは1分後に次の停留所へ向けて出発。生徒は路線の終点で迎えを待つ。
バスの運行中
  • 座席を離れず、シートベルトをはずさないよう生徒に注意する。
  • 朝、生徒の欠席状況を事務担当者にメールで連絡する。
  • バスの運行中は、いつでも携帯電話に連絡が取れるようにしておくこと。
  • 運行中に発生した問題についてはすべて事務担当者に携帯電話で連絡すること。

バスのルート